フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型AMG S63はPHV搭載で800馬力発揮との噂が浮上。更に名称も「AMG S63 EQ Performance 4Matic+」と長ったらしくなる?
次期AMG S63はかなり魅力的なモデルになりそうだが?
2020年9月2日に世界初公開予定となっているフルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Sクラス(Mercedes-Benz New S-Class, W223)ですが、このモデルをベースにしたハイパフォーマンス仕様の新型AMG S63に関する新たな噂が浮上しています。
海外のメルセデスベンツに関するマニアックな情報を展開するMercedes-Benz Passion Blogによると、将来的に登場する新型AMG GT73e?同様にプラグインハイブリッド(PHV)システムを採用する予定で、具体的には排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせることで、システム総出力は805hp(エンジン出力603hp+モーター出力202hp)を発揮するとのこと。
パワースペックはスーパーカーメーカーのフラッグシップを圧倒するレベル
パワーだけを見れば、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(Lamborghini Aventador SVJ)の最高出力770psや、フェラーリ812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)の800psを圧倒するクレイジーセダンとなりそうですが、直線性や走行性能がどれだけスーパーカーに匹敵するのかも注目したい所ではありますね。
更に名称としてはAMG S63 EQ Performance 4Matic+と非常に長い名称になる予定とのことですが、以前より度々話題になっていたV型12気筒エンジンの搭載有無についてははっきりとした情報が無いことから、もしかするとマイバッハのみに展開されるのでは?とのこと。
なお将来的に登場するであろうAMG S63 EQ Performance 4Matic+は、あくまでもボディスタイルは4ドアセダン限定で、これ以外のSクラスクーペ/コンバーチブルといった派生版は段階的に廃止され、ラインナップも大幅に縮小される可能性が高いそうです。
発売時期についても、今のところは2021年秋ごろが濃厚と言われています。
新型Sクラスの機能性の向上はパワースペック以上に魅力的
ちなみに新型Sクラスの優れたポイントは、パワートレインだけでなく足回りにもかなり力を入れていて、例えば新型Sクラスより採用される後輪ステアリングは、目視でもしっかりと後輪が切れていることがわかるレベルで取り回しを大幅に向上。
新型Sクラスは全長5,000mm超えは確実であるものの、それでも最小回転半径はミドルサイズSUVと同レベルの5.5m以内とのことなので、長ささえ慣れてしまえば、結構色んな駐車場にて困ることはなさそう。
あとは他の車両からの衝突時に備えて、ちょっとだけ車高を上げることで衝突圧を軽減するというEアクティブ・ボディコントロールも採用されるとのことで、こういった外的要因から守る機能が盛り込まれるのもメルセデスベンツならではだと思います。
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Reference:Mercedes-Benz Passion Blog